就職活動
『横浜介護求人センター』

第12回【介護施設にもたらしたコロナの影響5選】

コロナが広まって早3年が経過しました。今後インフルエンザと同じ5類に引き下げられる可能性がありますが、まだまだ収束する様子は見られません…。この3年間で介護業界だけでなくいろんな業界に大きな影響を及ぼしました。

今回はコロナがもたらした介護施設への影響をまとめました。外部の目が入りにくくなっているこの3年間。今まで気にしていたことも気に出来なくなっている可能性が高く、面会の制限なく再開になった際ちょっと怖いなぁ~なんて思っています。

【1. ADLの著しい低下】

コロナ陽性者が出ると居室隔離になります。陽性者が部屋で隔離出来る場合はまだいいですが、認知症で何故隔離させているか理解できない方の場合は部屋から出てこられてしまいます。マスク着用の習慣がほとんどない高齢者の場合装着している事は困難です。

そうなると1人だった陽性者は一気に広がりクラスターに。介護士がどれだけ気を付けていても密着しなくてはケアが出来なかったり、マスクを引っ張られたりすることによって感染リスクが高まり、他利用者様へ感染させてしまう可能性もでてきます。

クラスターが発生した場合、利用者様は基本的に部屋での隔離となりベッド上で過ごしていただく事になります。つまりほとんど起きることなく寝たきり状態になってしまうのです。自立されていた方がずっと寝たきりで食事も介助になってしまうとその期間が長い程ADLは低下します。

クラスターが収まる頃には起きている時間が短くなったり、立てなくなったり、立位保持が難しい、食事介助が必要になる等著しいADLの低下が見られることが多いです。後遺症なのか“痰がらみ”も多く見られており、痰きりの薬が処方される方も多い印象です。

【2. 基本的なケアが出来ない】

クラスターが発生するとお風呂や着替え、整容等まで手が回らなくなります。職員の感染も増える為人手が極限まで少なくなります。非陽性者で業務を回さなくてはならず、必要最低限のケアだけで手がいっぱいになります。

クラスターが落ち着くまで施設に泊まり込み交代でケアされている方、隔離ホテルに泊まりそこから通っている方など自宅に持ち帰らないようにしている職員さんもいました。夜勤続き、休みなく出勤し続けるなど心身ともに疲労の限界を迎えながら仕事をしていらっしゃいました。

クラスター発生までいかなくても数人陽性者が出る、職員が陽性になり休むという事があると職員のケアにかける時間がいつも以上に増える叉は職員数が減る事になり、排泄介助が従来通りの回数から大きなパッドを使用することで回数を少なくすることもありました。

日本のパッドやおむつは性能が良くまた皮膚にも優しい素材が多い為、皮膚トラブルがほぼ起きることなく済んだので本当にありがたいなぁと思いました。その流れで排泄回数の見直しを行った施設も多いのではないかと思います。

私は運よく大規模なクラスターに合うことなく、また感染することなく仕事をすることが出来ていますが、自分が感染しないように不必要な外出は控える・食事に行くときは同じ職種の人に限り、感染対策をしっかりしている人だけにするようにしていました。

勿論そうしたくても出来ない環境の方もたくさんいらっしゃり、ご家族様から感染をもらってしまった方も多く見受けられました。それは仕方が無い事だと思っています。施設内で陽性者を責めない事を周知する注意書きが何度も回ってきていました。お互いさまと思い対応したいですね。

【3. 面会出来ない】

高齢者が陽性になると命に関わる事もある為、面会制限をかけた施設が多いのではないでしょうか?人数・時間・接種回数・来られる地域等施設ごとにルールを設けたことと思います。この3年間は利用者様にとってもご家族様にとっても辛い時間だったのではないかと感じています。

毎日面会に来られていたり、面会の回数が多かったりしていた利用者様は不安を口にされる方が多かったです。寂しさを感じたり・家に帰りたくなってしまったり・ふさぎこんでしまったり・落ち着かなくなってしまったりした方が多くいらっしゃいました。

5類に引き下げられたら面会の制限が緩和されるかと思いますが、施設内マスク着用や検温・手指消毒はこれからも続くと思っています。“感染を持ち込まない”事がとても大切になってきますのでご協力をお願いいたします。

【4. クラスター時の職員不足】

【2.】でも触れましたが、陽性になったら職員は一定期間出勤停止となります。クラスターが発生した際は勤務できる職員の数は大幅に減ります。私が知っている限りでは通常の職員の半数が陽性になり夜勤を2人で回していたという事がありました。

ヘルプを依頼してもなかなかクラスターが発生したユニットに行きたいと申し出てくれる人は少なく、派遣さんに依頼するにしても断られることが多いとも耳にしました。派遣さんも1か所の施設勤務だけでない場合がある為仕方が無いとは思います。

本当に猫の手も借りたい程手が回りません!!連勤・残業・泊まり込み等になることも少なくなく疲労困憊な様子を目の当たりにするとどうにか出来ないかと心苦しくなります。防寒着を着て・いつ自分が感染するかも分からない不安も相まって心身共に疲労が凄かったと思います。

そこまで陽性者が出ていなかった時でも無症状で菌を持っている可能性もあり、ケアする際に密着する回数が多い介護ではトランス時や口腔ケアの時に飛沫をもらう可能性も高くちょっとしたことにも敏感になってしまう程でした。予防でN95のマスクを着用していた時もありました。

目からの感染もあるとの事でフェイスシールドやゴーグルを使用してケアをする日々でしたが、トランス時にフェイスシールドが利用者様の肩に引っかかったり、ゴーグルは蒸して汗まみれになったり、何か良いグッズが無いかと探し回っていました。

病院関係者の方はもっと大変な環境の中ケアに当たられているので頭が上がりませんし、クラスターを防ぐことが医療関係者の方々への負担を増やさない事だと思い“うつらない”“うつさない”を仕事中だけでなくプライベートでも意識していました。

【5. 業績悪化】

クラスターが発生するとデイサービスやショートステイの受け入れが出来なくなったり、訪問系もサービスの提供が出来なくなったりします。営業停止は収益が入らないため、停止期間が延びれば延びるほど業績が悪化します。

介護業界に限った事ではありませんが、ボーナスカットや各種手当が無くなったり、休業や廃業になったりした施設も多く見受けられました。サービスの提供が出来ないと休業や廃業だけでなく、利用できなくなってしまったご家族様にも負担が増えてしまったと思います。

また、クラスター対応に尽力したにもかかわらずボーナスカットでは職員のモチベーションが下がり、退職に繋がったという声も多く聞かれました。また燃え尽き症候群になられた方もいらっしゃいました。

数年前にもサーズという感染症が流行りましたが、コロナ程これほどまで世界中で何年にも渡り感染が収まらないなんてことは初めてではないでしょうか?今の医学的技術があってもこれだけの年数がかかるので、未知の感染症がどれほど怖いものかと思い知らされました。

行事や外出もまだまだ今まで通りには出来ていない施設が多いかと思います。早くコロナが落ち着いて今まで通り外出や行事・面会が出来るようになってくれたらと願っています。利用者様にとって1日1日はとても大切です。今は限られた範囲の中で精いっぱいの楽しみを提供していけたらと思っています。

 

(2023年2月28日)


第11回【介護士の夜勤あるある7選】

夜勤ってどんなに落ち着いていた時でも家に帰るころには身体がぐったりと疲れますよね…。就職したての20代前半の頃は夜勤明けに遊びに行ったり、買い物や映画を見に行ったりしても体力がもっていましたが、年々その体力が無くなっているのを肌で感じています(泣)

昼間たっぷり寝て夜勤に備えても、日中と同じ8時間勤務だったとしても体への負担は大きいです。酷い時には家に帰ってから心臓がバクバクいっているのを感じる時もあります。無理したら体に悪いなぁと切に感じるようになってきました。

今回は夜勤あるあるをまとめてみました。私は介護歴=8時間のショート夜勤のみでした。今年転職してから初めて16時間のロング夜勤をやり始めたのでいつかショート夜勤とロング夜勤の比較記事を上げたいと思います。今回はショート夜勤目線のあるあると思っていただけたらと思います。

【1. 明け方に睡魔が襲ってくる】

夕方までがっつり寝たはずなのに…私の場合ホット一息ついた5時頃に強烈な睡魔が襲ってきます!記録を打ち込みながらウトウトと意識が遠のきそうになっては“ハッ”と起きるなんてことを繰り返すこともあります。

この後起きてこられた利用者様の介助をし始めて身体を動かしだすと眠気も飛んでいきますが、帰るころにはまた睡魔が襲ってきます…。ショート夜勤でもこんなに眠いのに、ロング夜勤大丈夫かと心配しています!!

眠気があるまま車の運転は事故のリスクが高いので、駐車場で眠気が取れるまで寝たり途中のコンビニで休憩したりして事故を起こさないように注意しながら帰るようにしています。“大丈夫”“事故らない”という過信は怖いです!事故ってしまってからでは遅いので皆さんもお気をつけください!

【2. 変に元気が出る】

明け方に身体を動かし始めると変に元気がみなぎってくることがあります。きっとそういうホルモンが出ているのだと思いますが、気持ちだけ何でも出来そうな気持になります。20代前半の頃は夜勤明けの休みを寝て過ごすことが勿体ない!と思っていました。

ショート夜勤は明の日が休み扱いで次の日が出勤なので、寝て1日を過ごしてしまうと休みの日が無駄に減ってしまうという気持ちが強かったです。寝て終わるなんて勿体ない!と明のままショッピングモールに行ったり映画や友達と遊んだりしていました。今思うと凄いなぁと。

昔はなんでも出来てしまう気持ちになっていましたが、年々疲れや眠気の方が酷くなり出掛けるなんて考えられません(笑)出かけるとしたらいったん夕方まで寝てから夜に飲み会程度ですね。そこで重要なのが次の日が早番じゃない日に限るという事!これ大事です。

【3. 家に着いたら爆睡する】

これは年々こうなっています。家に帰ってからいろいろやりたいと頭では思っていても夜勤明けからの解放と家に無事着いた安心感からか一気に睡魔が襲ってきます。床に座ったらそこからはもう動けません!!

食事もとらないまま眠りにつき、夕方に目が覚めるなんてことも多くなりました。「休みの日にだらけている。」と言われる事もありますが、この疲労感は夜勤をやっている人にしか分からないんだろうなぁ~と思っています。

寝ないと体が回復できないので、夜勤明けで寝ていたら目が覚めるまでそっとしておいていただけるととても嬉しいです。家に帰ってから寝ずに家の仕事をされている方には本当に頭が上がりません!凄すぎます!

【4. 日が昇ってくると安心する】

夜勤中は暗闇の中仕事をしています。施設内も最低限の電気のみで対応している為暗闇独特の何とも言えない緊張感があります。物音に敏感になりちょっとした音に驚いたり、心霊系の話をされた後はいつも以上に暗闇が怖くなったり…。

朝日が昇ってきて明るくなってくると“ホッ”と安堵します。日の光や電気の光って何故こんなにも安心感を与えてくれるのでしょうか?当たり前に感じてしまいますが、凄く有難い事だなぁと感じています。自然や文明に感謝ですね!!

【5. 謎すぎる暗黙のルール】

謎の暗黙ルールありませんか?実際に〇〇さんが早番の時は△△さんまでの離床をしておかなくてはならない、着替えをしておかなくてはならない、ここまで準備をしておかなくてはならないって事がありました。正直誰の為に仕事をしているんだろうか?と思っていました…。

だいたいこういう暗黙のルールって意見が強かったり機嫌を損ねたら面倒だったりする職員さん相手に出来ていることが多いで印象です。自分の機嫌で相手を支配するなんて、なんて我儘な人なんだ思っていました。ギクシャクすると仕事がやりにくいという事は分かっていますが…

平社員の時は黙ってそれに従っていましたが、リーダーになってからはその暗黙のルールをしないように会議で決まりを作るようにしました。誰の為にやるのかを明確に決める事で次第に暗黙ルールを無くしていきました。

また、遅番者が誰かによって増える仕事もありました。□□さんが遅番の時は失禁して全更衣率が高い為最初の巡視の時によく当たっているか、排尿が出ていないか確認するという…。これも□□さん自体に問題があり、排泄記録には入ったと記しがあっても実際は入っていないなんて事が…。

ユニットケアの難しいところって人の目がないという事なんですよね。手を抜こうと思えば抜けてしまう。その場を見ていないから決めつける事は出来ないけれど、□□さんの時は決まって全更衣率が高い。最初の巡視の時点で排尿が多量に出ているなんてことが。

本人はバレていないと思っていますが、言われないだけで手を抜いている事はバレていますよ!こういう職員って注意されるといろんな言い訳を述べてきたり証拠があるのかと逆ギレしてきたりするので注意する事がとても難しいです…。

失禁した場合の尿量や時間を分かるようにして表示するようにしても全く見ないですし、他人事で済まします。この場合、利用者様に被害が及んでしまうため□□さんが遅番の時は最初の巡視時に確認するという本当はしなくてもいい仕事が増えています…。

“自分が楽したいから”ではなく“誰の為の仕事なのか”という事に目を向けて仕事をして欲しいなぁと常々感じていますが、介護職って本当にその“考えの差”が大きくそこを擦り合わすことがとっても難しいと感じています。

【6. 日の出の時間と起床時間が比例する】

冬の季節は太陽が昇るのが遅い為朝起きてこられる利用者様は少ないですが、日の出が早くなり始める季節になると起きてこられる方が増えてきます。これは結構あるあるではないでしょうか?夏に近づいてくると朝の時間が忙しくなってきます。

施設に入所されている利用者様方の時代は目覚まし時計に頼るよりも日の光で起床されていたんだなぁと実感します。暗くなったら寝て明るくなったら起きる。とても健康的ですし、生活習慣が乱れる事はあまりなかったんだろうなぁと思っています。

介護の仕事をしていて昼夜問わず寝たり起きたりしているためか、私は目覚ましが無いと日が昇ってもなかなか起きられない事が増えました。日の出とともに目が覚める利用者様が凄いなぁと思うと同時に寝坊なんてきっとできなかったんだろうなぁとも感じています。

【7. 朝の電話が怖い】

早番者が出勤してくる1時間前あたりからの電話が怖い! “あと少しで上がれる!!”という気持ちになった頃に“プルルルル~”と電話がなるともしかして“休みの連絡?”“遅刻の電話?”かなぁと思ってしまいます。上がれると思っていたところからの急遽残業って結構キツイですよね。

具合が悪かったりご家族様の事だったりで急遽休まなくてはならない事もあるので仕方がないと思います!休む方も申し訳ない気持ちでいっぱいであることも分かっています!お互い様なので協力しますが、ずる休みして休む方に関しては憤りしか感じません!

以前仮病を使って休んでいる方を外で見かけたという話が上がり、それ以降その方の急遽休みの連絡は疑われる事となりました。休む際は病院に行って診断書を持ってきてもらう等の措置が取られる事もあります。ズルするとこういう措置を取られる事ありますよ!!

夜勤あるあるいかがでしたでしょうか?いろんな施設で夜勤を経験しましたが、たいていこのような出来事はどこの施設に行ってもあるんだなぁと感じています。今年転職してロング夜勤を行うようになったので、ショート夜勤とロング夜勤の違いについて知るチャンスだなと密かに思っています。

ロング夜勤に慣れてきたころにショート夜勤とロング夜勤それぞれのメリット・デメリットについてまとめらたらなぁと考えています。ショート夜勤が好きな方・ロング夜勤が好きな方それぞれにInstagramの方でアンケートをとっても面白いかなとも模索中です。

良かったらInstagramの方も是非登録していただきアンケートや質問にお答えいただけたらとてもうれしいです。皆様からのご意見から新な記事のアイディアを頂く事も多いので、是非ご協力いただけましたら嬉しいです。

Instagramサイトに関しましては是非“横浜介護求人センター様”公式Lineの方からお問い合わせください☆

 

(2023年2月15日)


第10回【シフトに対して言われた衝撃発言7選】

インスタ投稿記事の中で一番反応が良かった内容になります!!結構同じことで悩まれているシフト作成者の方がいらっしゃり、あるあるなんだなぁ~と感じました。シフト作成って結構大変で誰かの我儘を通してしまうと次から次へと要望が増えてきます…

各施設ごとにルールがあると思いますがそれを無視する人も居ますし、どう作ろうが毎回文句を言ってくる職員もいます…。各職員の希望休に会議・研修・勉強会・委員会なども調整しながら作成するのって結構大変です。

自分の希望休をずらしたり無くしたり、連勤にしたり結構自分を犠牲にしている人も居ます。シフト作成している方はきっと“あるある”と感じられると思いますし、シフト作成に関わった事が無い方には是非大変さを知って頂けたら嬉しいです。

【1. 夜勤入れても4連勤は無理です】

常勤さんに言われた言葉です!!夜勤を入れても3連勤までにして欲しいとの要望…。3連勤で休みを1日というペースで作ることは可能ですが、それはあくまでも希望休が3連勤の後に丁度うまい具合に重なる、希望休を取らないという事が無い限り難しい問題です…。

そこに研修や勉強会・会議・委員会などが入ってくるとさらにシフト調整が難しくなります。また有休を使用したとしても1人だけ有休の数が多くなるという事が発生してしまうと他の職員から不平等だという意見も出てきかねません…。

常勤って4連勤、夜勤を入れて5連勤になることもあるのは当たり前だと思っていたので、この要望を依頼された時は本当に驚きと困りました。有休もなるべく使わないで欲しいと言われたら、“自分で作ってください”と言いたくなります!!

でなければ常勤ではなく他の勤務形態になってはどうかと内心思ってしまいました…。そういう職員に限って施設長や理事長と直接交渉をして欲しいと伝えると一切言わなくなるの不思議で仕方がありません。リーダーの権限でシフトをひいきすることは出来ませんよ!!

【2. 夜勤少なめでor多めでお願いします】

基本的に夜勤の回数は平等になるように振り分けています。夜勤の回数でお金を増やしたいと思っている方もいると思いますし、それ以外にも個々に思う事があるとは思いますが全員の意を汲んでシフトを作成することは困難です!!

事情があってどうしてもそうして欲しい場合は施設長や理事長などと相談して決定してもらうように依頼します。しっかりと意見がある職員はちゃんと話し合いをして施設長から直接そのような対応になったと話を受けます。自分の好き嫌いで依頼してくる職員は話し合いをしないですね…

施設長からの話があった上で夜勤の回数が多くしたい職員、少なくしたい職員双方が納得いく形で夜勤の回数を振り分けるようにしています。それ以降は当人同士で調整し、報告してもらう形にしています。

【3. 早番が嫌だor多めにして欲しい】

皆それぞれ好きな勤務、苦手な勤務があるのは重々承知しています。しかし、そこを仕事と割り切ってみんなでローテーションで回すのが社会人です。皆苦手なシフトでも我慢しています!1人の要望だけ聞くことができません。

1人の要望を聞いてしまうという事は、その人が苦手とするシフトを他の職員がカバーしなくてはならなくなります。もしそのカバーしている職員もその勤務が苦手だった場合、不満が出る事は間違いありません!!なるべく同じ回数になるよう、偏りすぎないようにしています。

これも例外があり、電車やバス通勤の方で終電や始発が無い等の理由がある時は施設長や理事長を通して決定してもらうように伝えています。リーダーの判断では必ず文句が出るからです。トップの方が認めているとなれば文句は出ても酷くはなりません。

【4. 土日は休みたい】

常勤さんから言われた言葉です。私が勤務していた施設のルールでは常勤の希望休は3日まで、パート職員は人それぞれ出勤数が決まっているため、希望休の数は出勤日数が減らないなら何日でも可となっています。

要望を言ってくる常勤さんはいつも3日間しっかりと希望休を取っているにも関わらずこのような事を依頼してきます。無理と伝えても毎月お願いしてくるのでその精神力には驚きです!!この場合も施設長にと伝えますが、まぁ行かないですよね…

身内の結婚式・子供の行事が重なっている・家族旅行で等いろんな諸事情でどうしても休みが増えてしまう月もあると思います。その場合は施設長に要望書を申請してもらえればほとんどの場合休みが多くなることは承認してもらっています。その代わり次の月の希望休数が減ります。

きっとこれが嫌で施設長に申請せず、シフトを作成している私に直談判してどうにかしてもらおうという魂胆だと思っていますが、不平等には出来ません。時々、言われた通りのシフトを作成している方を見ますが、その後の要求がエスカレートしてさらに困っています。

一旦自分の我儘を聞いてもらえると人って“もっとこうして欲しい”“もっと我儘言っても大丈夫だろう”となるんだなと感じました!さらに他の人まで言い出すので作るのが大変そうでした…悪循環!!毅然とした態度で接しないといけないなと感じています。

【5. この人と同じ勤務は嫌です】

職員同士の相性があることが分かりますが、社会人でしょうよと思ってしまします…。万が一、一方的に嫌がらせをされている職員からの依頼の場合は言われなくても調整はしていますが、ただ単に好き嫌いで言ってくるのは違うかなと…。

ユニットケアの場合限られた人数で回すしかありません。その中で合う合わないが出てしまうと本当にシフトが作れません。作れたとしてもとんでもないシフトになってしまう可能性が高いです。一生懸命調整して作っても数日だけは一緒になってしまう事もあります。

それでも文句を言われる事もあるんです。“もう異動願い出してくれ”と心の中でお願いしてしまいますよね。あまりにも酷い場合は私から施設長に困りごととして報告してどちらかを異動できないかと打診することがあります。

【6. あの人ばかり贔屓されている】

まず新卒者じゃない限りそんな事はしないですよ!!仲の良い職員に贔屓したら文句を言われる事なんて想像しなくても分かります。仲の良い職員には楽なシフトというよりも逆に大変なシフトをお願いすることの方が多いです。

稀に希望休の取り方で連勤にならない、3連休の希望休で連休になっているシフトになる方がいるのですが、文句を言う職員って全員のシフトをチェックしていて「この人だけ楽なシフトでずるい!」「ひいきしているんだ!」と攻め立ててきます。毎回いちいち説明するのも面倒です。

途中から希望休の日に色を付けて出すようになりました。見てわかってくれればと思うのですが、文句を言う人はどんなシフトでも毎回文句を言ってくるんですよね。だったら初めから自分も連休を取ったり、休みの間を計算して希望休を入れてくれと思ってしまいます。

また、きつめなシフトになってしまった次の月はきつくならないように配慮するなどいろいろと気を使ってシフトを作っていますし、シフト作成者は文句が出るのを知っていて自分が一番きついシフトになるように作っている人が多いです。中には楽なシフトを作る方もいますが…。

自分のシフトだけを見て文句を言うのではなく、シフト作成者のシフトも是非見てから文句を言って欲しいなぁって思っています。他の職員が一番きついシフトにならないように気を使っているんです。それを伝えても「自分で作ったんだから。」と言われるときついですねぇ~。

文句を言う前に一度自分で作って欲しい!大変さを分かって欲しい!切実な願いです。シフト作成は簡単ではないんです!!

【7. 連休、連勤いらないんだけど】

これはパート職員さんで月の出勤回数が決まっている方から言われたことです。希望休をまとめて取っている為どうしても3日間の連勤になってしまう事があるのですが、その時に「連勤いらない。」と言われると本当に困ります。

作る側としては休みの数を多くしていいのであれば出勤日数を減らしますが、減らされるのは嫌だとなれば“じゃぁどうしたらいいのよ?”となってしまいます。自分の希望休をずらしてもらう以外ありませんよね。でもそれは無理なんて言われたら“じゃぁ作るの無理だよ~!”と叫びたくなります。

連休も同じく予期せず連休になってしまう場合があるのですが「連休いらない。」「こんなに連休って事は私はいらないってことなのかしら?」と言われてしまうと心が痛みます。他の職員との兼ね合いや研修や会議・委員会等で常勤を日勤で置く場合どうしても休みになってしまう事があるんです。

人が充実しているのにさらに配置すれば上司からの注意が来ますし、難しい!!!“出勤日数が満たされていればいいんじゃないの~???”と思ってしまうのですが、違いますか?

シフトを作成されているすべての方に“お疲れ様です!!”と心から伝えたいです。本当に毎月毎月嫌だなぁ~と思いながら作成しています。中には「いつもありがとうございます。シフトはお任せしますよ。」や「大変な時は言ってくださいね。協力します。」と言ってくれる職員さんが居ます。

本当にありがたくて神様に見えます!!そういう職員さんを大切にしたいなぁってどうしても思ってしまいますよね。結構言葉に甘えてキツイシフトをこなしてもらう事が多いのですが、その分しっかりとフォローするようにしていますし、感謝を伝えるようにしています。

介護の仕事ってチームワークなので持ちつ持たれつの関係で進めていく事が出来たらとてもいいのになぁと感じています。シフト作成の大変さを感じてもらうために、全員に1回は作成してみて欲しいなぁと考えています。大抵作ってというと断られるんですが…。

やってみないと大変さって分からないと思います。希望休が出そろった後にシフト作成の用紙を配って是非1回作ってみて欲しいです。きっと大変さが分かるはず!!

 

(2023年1月24日)


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