履歴書作成
『横浜介護求人センター』

第21回【転職したくなる時5選】

介護の世界って転職多いですよね…。1度目の転職の時はとても勇気がいりますが、1度転職をしてしまえば次の転職は怖くないと感じてしまいますし問題なく再就職することが出来る割合が高いですよね。人手不足な業界ならではなのかもしれません。そんな私も実は4回ほど転職をしています(笑)

今回は私が転職を決意した理由を含め転職したくなる原因についてまとめました。あなたは転職したくなった事や転職をしたことありますか?また転職を決意した理由って何ですか?次の理由以外にありましたら是非教えてください。

【1. 無料残業が多い】

仕事開始の30分~1時間前に出勤して仕事を開始していませんか?私が就職した13年前は30分前出勤が当たり前とされていました。今でも「30分前に出勤するのは社会人として当たりまえだろう!」と言われることがあります。しかし今の時代早く出勤するように伝えるとそれは業務命令になってしまいます。

本来なら残業申請していいはずなのですが、こういう事を言う施設って残業を認めません…。その上定時に退勤できるかというと定時退勤なんて出来ないという雰囲気を醸し出されることが多いです。早く来て遅く帰る…。自分の仕事が遅くて帰れないのであれば仕方が無いですが気を使ってだとストレスが溜まりますよね。

以前勤めていた施設では働き方改革をして業務について見直しが行われました。その際、各リーダーには早く来るように注意することは業務命令になる為遅刻しない限り言わないようにとの指導が入りました。なので“来るのが遅いなぁ”と感じても注意することを躊躇することが多々ありました。

教わる立場であっても業務開始の数分前に来る人も居ます。教える側は自分の流れで仕事をしたい上に教えながらだと時間が押してしまうためストレスを感じています。この時は独り立ちするまでの間は教わる立場である為教えてもらう人と同じ時間にはいて欲しい旨伝えています。

独り立ちしてからであれば業務が押したとしても自分で対処すればいいですが、教える側がイライラしながら待ったり時間に追われ焦ってミスしてしまってはいけないですよね。勿論早く出勤しすぎる人が教える側の場合は話し合って常識の範囲内でスタートしてもらう等に伝えています。これが結構難しい調整だったりします…。

リーダーになってからは通常業務以外にリーダーの仕事をしなければいけませんよね。通常の仕事が終わった後にリーダーの仕事を行うため常に2時間程度の無料残業をするようになりました。翌日が休みの日はもっと残ることも…。しかしこれは上司からの指示ではないため残業扱いにはならないですし、評価にも繋がりません。

目をつぶってやらなければいいのかもしれませんが、性格的に気になった部分は早めに解決したいため出来る限り頑張りますが長くは続きません。いつしか何のために頑張っているのかが分からなくなり虚無感を感じ疲れ果ててしまい転職を考えるようになります。業務中にリーダーの仕事が出来るようになったらいいですね。

【2. 人間関係が悪い】

人間関係の悪さが1番の転職理由ではないでしょうか。介護って1人では仕事が出来ません。チームプレイの中でギクシャクする関係が続くと精神的に大ダメージを受けますよね。介護の業界ってハラスメント対策が遅れていると感じる事がとても多いです。

上司に向かってため口を使う、気に入らない事があれば無視、出来ない職員を大勢の前で非難したりつるし上げたりする、嫌いな職員のシフトをきつくする、セクハラ、モラハラ等コンプライアンスが謳われている中いつまでたっても昔の風土のままな気がしています。勿論しっかりと対策している施設もあると思いますが。

体験した中では施設の長が「てめぇ~このやろ~。」と職員を怒ったり蹴っ飛ばしたり「馬鹿じゃないの?お前さぁ~。」と言い放ったり本当に“えっ?”と思う言葉が飛び交う施設もありました。こういう施設はケアもちゃんとできていない印象があります。受けたストレスを利用者様で発散してしまう悪循環にも陥ります…。

介護の経験が長い職員は経験の浅い人が上に立つのが気に食わずリーダーを無視したり、自分の意見が正しいと勝手に物事を決めてしまう人もいます。無法地帯状態です。これではケアの統一も出来ません。この先ここで頑張っても仕方が無いと思ってしまうと転職に繋がります。

【3. 守られない】

利用者様やご家族様からのハラスメントが発生した際、トラブルを避けたくて「仕方が無い。」「自分たちが我慢すればいい。」「利用が無くなる方が困る。」との理由から職員が守られないことがあります。職員の人権は守られないのかと思う事が何度かありました。

利用者様からのセクハラ問題が上がった時には「減るもんじゃないから揉ませてあげたらいい。」「そんなことをする人じゃないでしょう。あなたが嘘ついてる。」「話を大げさに言ってる。」等言われた事があります。しかも同性の上司に。同性ならば嫌気が分かると思っていましたがそんなことはありませんでした。

もう誰に相談したらいいのか、どう対処したらいいのか、いつまで我慢しなければいけないのかと悩む毎日…。セクハラされやすい勤務の時には行きたくないという気持ちにすらなりますし、その時間が来るとそうならないためにどういう対応をしようか、一人になった時はどうしようかと不安に陥っていました。

ご家族様からのカスハラに対しても職員からの事情を聴かずに一方的に「こちらが悪かったです。」と言われてしまえば職員側に非があった事になってしまします。ご家族様が帰られた後にいくら「みんな分かっているからね。」「あなたの味方だよ。」と言われても直接ご家族様に話してもらえなければ意味がありません。

ここの施設に居たら守ってもらえない。病んでしまうと思い転職に繋がっていきます。私たち介護士も人間です。問題が発生した時にどう対処するかによって気持ちが離れていきます。ハラスメント対策、時にはご家族様に対てしっかりと話をする事をしていって欲しいなぁと思っています。

【4. 評価基準が分からない】

仕事は出来なくても口が上手くて気に入られている人は評価が高く、黙々と仕事をしてフォローもしてくれている人の評価が低いと嫌になってしまいますよね。上長のお気に入りにならないと評価がされない。介護現場ではあるあるな事なのかもしれませがなんだかなぁと感じる事があります。

面談などで数名から悪い評価の意見が上がったとしても自分のお気に入りの職員であればなかったことにしたり、逆にいい評価が上がっているのにそれを考慮しない。こういう事が明るみに出れば頑張る職員は減りますし、今の施設で頑張ろうという意欲も無くなります。

介護士の評価の場合、数字での評価はつけられないため業務内での態度や仕事の具合、利用者様やご家族様からの評価で判断するしかないと感じています。不透明になりやすい評価をどうしていくのか、納得できるような評価基準を作ることが大切になってきます。

私は1度到底納得のいかない評価をつけられたことがあります。無遅刻無欠席な上に急遽休んだ職員の代わりに出勤、急な残業を受ける、コストダウン等の結果を出したにも関わらず人事評価で最低をつけられたことがあります。全く持って理解できず不服申し立てをしましたがその原因を聞いて唖然としました。

それは自分のお気に入りの職員が私に対し悪い評価をつけていたからとの事。いろいろと変えていきたいから意見が欲しいと言われていたので、聞かれた事に対し意見を出していましたがそれが面白くなかったとの事で悪いように報告をしていたそうです…。

結構話を盛る職員で嘘が7割で話をする方でした。他の職員はそのことを知っており、施設長の耳にも入っていましたが自分のお気に入りの職員だった為か他の職員への事実確認もせず評価をしていました。この結果は覆ることが無く、嫌気がさして退職しました。

評価を下す人は決して私情を挟んではいけないと思っています。客観的に物事を判断し、おかしいと思ったら事実確認をするなど冷静な判断をして欲しいと切に願います。この施設ではとても悔しく苦い思いをしました。同時に辞めていいやとも思いました!こういう施設は離れた方が正解です!!

【5. 激務】

介護施設って全体的に人手不足ですが、人員配置ギリギリ叉は足りていないと思われる施設では当たり前のように休憩なし・無料残業・長時間労働・休日出勤・休み返上が行われています。数か月勤務しただけで身体がおかしくなるかと思うほどです。

このままでは身体が持たないと訴えても、労働基準に触れるのではないかと伝えても何とも思わず「昔からこうだから。」と言われて終わりにされた事が多いです。当たり前に行ってきた職員やそこしか知らない職員はこれが当たり前と思ってしまうのかもしれませんが、転職してきた人は異常な事だと気が付きます。

転職してきてもすぐ辞めていく人が多い施設は本当に危ない経営をしているという事に気が付かないといけないと思っています。激務により精神的な病気になったり健康被害が出てしまったりします。利用者様の事も大切ですが、ケアする自分の身体が健康であることが大切です。

職員の健康を脅かすような運営しかできない、現状がおかしいと思えない、変えようとしない施設で働いていると自分がおかしくなってしまいます。おかしくなる前に逃げる事が大切です!!しかし、こういう施設に限って退職でもめる事が多いので余計にメンタルがおかしくなりそうになります。

現に私もこういう施設を退職するにあたって大分揉め、労働基準監督署に何度か足を運び相談・アドバイスを貰って何とか退職できた事もあります。ここの施設ではその日で辞めていく職員が多かったですが、それが出来ない性格なのが施設からいいように使われた結果でもありました…(泣)

転職したくなる時5選をあげてみましたが、あなたはいくつ当てはまりましたか?介護施設って沢山あるからこそとんでもない施設や働きやすい施設との差が大きいなぁと感じています。おかしくなる前に逃げる事も大切です!我慢すればいいわけではないので自分の身体と向き合って欲しいなぁと思います。

(2023年8月28日)


第20回【介護現場の洗濯あるある7選】

介護施設って1日何回洗濯をするんだと言うほど常に洗濯をしていますよね。洗濯機の数は施設によって異なりますが、業務用、汚染衣類用、食事エプロン用、利用者様衣類用、職員衣類用等様々です。乾燥機も家庭用が各ユニットにあったり、業務用があったその施設に就職してみないと分からないですよね。

洗濯の仕方って職員の性格やこだわりが垣間見えるなぁ~と思う事が多々あります。色別で洗ったり、全部の服を洗濯ネットに入れたり、逆に洗濯ネットなんて全く使わなかったり、裏返したり、見ていて面白いなぁと思う事やまずいでしょ!と思う事もあります。今回は洗濯についてのあるあるをまとめました。

【1. ハイターの種類を間違えてしまう】

汚染衣類を洗う時にやってしまいがちなのがワイドハイターとキッチン用のハイターを間違って入れてしまう事です。なぜキッチン用ハイターが洗濯室に置いてあるかというと、ポータブルトイレや尿瓶を漂白する為に使用するからです。ワイドハイターよりもハイターの方がより漂白力が強い為使われています。

汚物室にはこの2種類が置いてあることが多く、急いでいる時に誤ってハイターを入れてしまう事が度々あります。その都度衣類の色落ちが問題になり、誰が対応したのかの犯人捜し…。対応してしまった職員が始末書を書くなんてこともあります。

一方で責任逃れをしたくて誰に聞いても対応していないと返って来る事もあり、“誰も対応しなくて勝手に色が抜け落ちるの?勝手に汚染衣類がバケツに入り漂白剤が入るの?オバケの仕業なのかしら?”となることも…。責任逃れの場合疑いたくない気持ちと責任の所在を突き止めるのに一苦労します。

これを解決するために漂白対応した職員の名前を書くボードを設置するようにしました。何時に誰が誰の衣類を漂白したのかを知ることによって責任の所在が明らかになることと漂白時間が短すぎてやっている意味が無いなんてことが無いようにしました。これを始めてからミスも減りました。

【2. ティッシュやパッドを一緒に洗ってしまう】

洗濯が終わりいざ衣類を取り出そうとした際、衣類と一緒にティッシュやパッドが出てくると“やってしまった”と思ったり“ティッシュやパッドと一緒に洗濯したの誰ぇ~”と思ったりしてしまいます。この後の作業がとてつもなく大変なので一気にやる気がガタ落ちします(笑)

今施設に入所されているお年寄って戦争時代やその直後の時代を生きてこられている世代である為、“勿体ない精神”がとても強く、数回使ったティッシュもまた綺麗に畳んでしまっている事があります。ポケットに入れてくれていればいいのですがそういう事ばかりでは決してありません。

介護施設で働いたことがある方ならうなずかれているのではないかと思うのですが、服と服の間や下着の中、ズボンの内側、袖等“えっ!!こんな所に入れる!?”と思うような個所に器用にしまっています。ポケットをくまなく探すだけでなくありとあらゆる可能性を考えて探さないといけないです!!

パッドに関しては完全に職員の取り外しミスですね!入浴介助後の洗濯ものから一緒に出てくることが多いです。下着に付けるパッドやリハビリパンツとパッドが一緒に出てくることもありました。ポリマーが散乱している時はもう洗濯物に触りたくすらないです。

この場合は乾燥機が使えなくなるため1枚1枚洗濯物を“バサバサ”と振ってある程度のポリマーを落としてから手干ししています。乾燥機にかけた際にポリマーが溶けて衣類に付着してしまったり、乾燥機が壊れてしったりする可能性があるからです。1枚1枚ハンガーにかけて自然乾燥します。

しっかりと乾いた後、再度“バサバサ”すると簡単にポリマーが落ちてくれますが、いつもよりもはるかに時間がかかる作業なので、間違って洗ってしまわないようにすることが大切です!洗濯機に貼り紙をしていても見ない人は見ないのでどうにか出来ないかなぁ~と悩んでいます(笑)

時々ポリマーに“塩”をかけると良いという話を聞くことがありますが、洗濯機の故障に繋がる可能性がある為おススメはしません。各洗濯機メーカーさんの方でポリマーを洗ってしまった時の対処法についてネットに上げてくださっていますので、調べて対処することが一番いい解決方法だと思います。

各メーカーさんが出す程なので、パッドやおむつを洗濯してしまう事って結構あるあるなんだろうなぁと感じています。お子さん用のであればまだポリマーの量が少ないですが、1200吸収等おとな用の大きいパッドを洗ってしまった時は絶望ですね…(泣)

何度か対処したことありますが遅番者が洗っていってくれたポリマーまみれの衣類を夜中に一人で“バサバサ”しながら干していたのが懐かしい…。自分も洗ってしまったことがあるのですが、本当に気を付けて洗濯したいですね!!

【3. 乾燥機にかけてはいけない衣類を乾燥機に入れてしまう】

秋口から春先までの間この問題が発生します。乾燥機に入れてはいけないニット類やセーター類が乾燥から縮んだ状態で出てきたときは“うわぁ~”となります。子供サイズまで縮んでいた事もあり、明らかにもう着る事が出来ないサイズになっていました。

この場合、当たり前ですがご本人様やご家族様に謝罪しなくてはなりません。完全に職員のミスなので、謝罪+弁償することもあります。ご家族様によっては「良いですよ。」と話してくださる方や職員の対応を責める方、施設では洗濯しないでくださいと話される方等様々です。

職員のミスなのでただただ謝罪する事しかできませんが、家族様によっては本当に何を言われるか分からない、きっと怒るだろうと思いながら電話するのは心臓に悪いです。ミスしないことが大切なのでどうしたかいいか話し合ったこともあります。

おしゃれが好きな職員の場合は結構衣類の素材を見てから乾燥機に入れても大丈夫か判断してくださったり、ちょっとでもトラブルになりそうだなぁと思った衣類は手干ししてくださったりするのですが、そういう職員ばかりではありません。

私も衣類について詳しい方ではないのですが、怖いかなと思ったら手干しするようにしていますがこの感覚も分からない方もいらっしゃるのが現実。その場合は乾燥機の蓋にタグに書いてある洗濯表示を印刷してこの印は乾燥機NGと分かるようにしました。

毎回服のタグを確認することは大変ですが、慣れてくればこの衣類は乾燥機にかけられないだろうなぁと分かるようになります。見ないで“大丈夫だろう”と思い乾燥機にかけられるよりも見なくても“これは乾燥機だめだろうな”となってくれたらいいなと思っています。

ご家族様の中には施設で洗濯が出来ない素材の衣類をお持ちになられる方もいらっしゃいます。その場合は施設での洗濯事情を説明しクリーニングにかけてもいいか、自宅に持ち帰るか等決めて頂いています。また、乾燥機使用する事が多い事も伝えるようにしています。

【4. 洗濯量が多い】

ユニット型特養であれば10人の衣類+入浴者の衣類等を毎日洗濯しています。夏場でも内出血や怪我から肌を守る為長袖を着用していたり、羽織物を来ていたりするので洗濯量が多いです。冬場ならはさらに分厚い服や羽織を数枚来ているため下手したら倍近く洗濯をすることも!

乾燥機を使用したとしても1回の乾燥に1時間近くかかる為、洗濯機を6回も回すと6時間以上乾燥に時間がかかることになります。これは滞りなく順調に回した時なので、この間に介助等が入ればもっと時間がかかってきます。毛布や寝具類を乾燥する時はそれだけで1回回すことになるので本当に時間との勝負です!

天気のいい日はなるべく天日干ししようとしていますが、ベランダまでの動線が長いと億劫になりますね…。夏は気温が高い為あっという間に乾いてくれるので夏の洗濯は好きです。毛布類も洗ってあげたくなります。この気持ち分かる方いらっしゃいますかねぇ(笑)

【5. 誰のか分からなくなる】

洗濯・乾燥が終わって衣類をたたんで仕分けをしていると名前が無かったり文字が薄くなっていたりして誰のか分からないなんてこと多いですよね。柄やサイズを見て分かる時もありますが、似たり寄ったりしている衣類や黒い靴下は本当に誰のか分からないです。

ご家族様がお金を出して購入された衣類ですので、本来ならばしっかりと管理して無くなるなんて事は避けたいのですが、毎回チェックしている余裕が無い上に毎回洗濯畳を行うわけではないので職員全員が日ごろからチェックしていく習慣を作ることが大切だと感じています。

名前が薄くなっていたら書き直す・タグが薄くなってきていたら襟元のタグに名前を書く・黒い衣類には名前タグを貼る等するようにしています。テプラに名前タグ用の物がありますが、100円ショップの名前シートでも十分ですというより、100円ショップの方が剥がれにくいと感じています。

剥がれにくくするにはタグの端を丸く切るだけで効果があります。名前つけの時は切る作業が面倒かもしれませんが、剥がれにくくなれば貼る作業を減らすことが出来る上に紛失も減るのでお勧めです。長めに熱を当てれば尚剥がれにくいなぁと感じています。

また、アイロンが施設に無い場合用意していくのが大変ですよね。家に衣類を持って帰るのも大変…。そこで私はヘアアイロンをアイロン代わりに使用しています。これが結構いい感じで、持ち運びにも便利です。温度が調整できるのもだと良いですよ。

【6. 違う人の衣類を着ている】

介助をしているとたまに“あれっ?これってこの方の服じゃない気がする”と思う事無いですか?私はこう感じたときは高確率で違う人の服を着ている事が多いです。トイレに行った際に着替えるようにしています。ご家族様が気付く前に気が付けて良かったなと思いますが、間違いはまずいなぁと感じています。

衣類を返却する際に必ず名前を確認して仕訳をすることになっていても間違えている事が結構あります。何故なのか分からず対処が難しいなぁと感じていました。1人1人専用の洗濯ネットを用意し、1袋ずつ名前を確認して畳むことにしていますが、間違える方って一気に全部袋から衣類を出していたんです。

畳んでいるうちに他の方の衣類と一緒になってしまったり、これはこの方のだと思い込んで疑うことなく他の方の衣類と一緒にしてしまったり…。こうなってくると1人での返却が出来なくなってきます。必ず2人で確認して~とやっていたら仕事が終わりません。

どうしたらいいのか結構悩むところです。毎月衣類整理をしてもらったり、名前のチェックをしてもらったりしていますが、時間が取れないことの方が多いです。時間外で行う事は良い事ではないため業務内に組み込みたいのですが人手がある時でないと出来ない…。難しい…。

せめて服を着替える時に名前が合っているかだけでも確認していただければ間違った衣類を着せずに済むのでその手間は行ってほしいと伝えるようにしています。ご家族様が親の為に買った服を他の利用者様が来ているのを見たら嫌な気持ちになりますよねと伝えると理解していただきやすい印象があります。

【7. ボールペンを一緒に洗ってしまう】

職員の衣類を施設で洗っていた時の話です。洗濯を出す際にポケットを良く確認せずに出してしまう職員がいると自分の衣類にボールペンのインクやハンコのインクが付いて返ってくることがあります。インクの色が目立つ服についてしまった場合は泣く泣くおさらばすることも。

また、ハンコの場合印鑑が服にいくつも押されて返って来ることもあり、これもまた使用できなくなります。これ以外にハンドクリーム・口紅・ライター・USBメモリが入っていたことも。私も何度かやってしまったことがありますが幸いにも他の職員さんへの被害が無かったことが救いでした。

ライターの場合、そのまま乾燥機に入れられてしまうため爆発の危険もあり厳重注意の張り紙が出ました。介護施設での爆発事故なんてあったらと考えると恐ろしい…。仕事終わりで疲れもあると思いますがしっかりと確認しないといけないですね。

洗濯あるあるいかがでしたか?介護施設で働いたことがある方は結構分かる内容ではないでしょうか?ミスを全くなくすことは出来ませんが、ミスの回数を減らすことは工夫次第で出来ると思っています。洗濯のトラブルで悩まれている方に少しでも参考になりましたら幸いです。

(2023年8月9日)


第19回【夏の介護現場!仕事中の熱中症対策7選】

本格的な夏が始まる前からこの急な暑さに参っていませんか?年々異常な程に気温が高くなり、利用者様だけでなく職員も熱中症対策しないと危険ですよね!私は数年前に熱中症になり、熱が身体から抜けず体の芯から熱いという感覚と激しい頭痛に襲われました。

高齢者って温度調節が難しく、暑いのにも関わらず厚着をされたり冷房の風が嫌いだったり、中々涼しくできない環境がありますよね。さらに今年は電気代の価格が上がっている事もあり電気代には厳しい施設が多いのではないでしょうか。私の施設も毎日電気を消すようにとの館内放送が流れています。

そんな環境の中、自分の身は自分で守らないといけません!数年前に熱中症になってから熱中症対策には余念が無い私が行っている熱中症対策をご紹介します。少しでもお役に立てば幸いです!一緒にこれから来る熱い夏を乗り切ってきましょう!!

【1. 水分を1日2Lはとるようにする】

仕事をして動き回っていると中々水分を摂る機会って少なくないですか?私は500mlのペットボトルを3本程持って行っても1本しか飲まなかったなんてことが何度もあります。1Lを飲むのもやっとな日が多いです。喉の渇きが無い状態で身体に入れていく事はとてもしんどいです…。

しかし、熱中症とは喉が渇いたと思った時にはもう熱中症になっていたりなりかけていたりします。喉が渇いていない時からキッチンに入ったら飲むようにする等ルールを決めて意識的に摂るようにしています。飲み物はスポーツドリンクや果汁ジュースではなく水や麦茶等糖分の入っていないものを摂っています。

砂糖が多く入っている飲み物を多く摂取してしまうと血糖値が上がってしまい、小学生でも飲みすぎで糖尿病になってしまった人がいると聞いてから飲んだとしても1本にして残りは水や麦茶にするようにしています。糖分って飲めば飲むほど喉が渇いたりすることもあるのでほどほどに!!

入浴介助の後は過酷な環境の中での仕事を頑張ったご褒美に小さいサイズの炭酸を飲んでいい事にしています。高温多湿で頑張った後の冷えた炭酸ってなんであんなにも美味しいんでしょうか。やめられなくなります(笑)

【2. 塩分を摂るようにする】

汗っかきな方ならば理解していただけると思うのですが、汗を多量にかいた後って黒い服を着ていると白っぽくなることありませんか?汗もしょっぱい感じの臭いになり、きっと白いのは塩の結晶だと思っています。これからの季節汗をかくときに着る服の色は気にしないといけないなぁと思っています。

出てしまった塩分を補給する事ってとても大切ですよね。仕事中に効率的に塩分を補給できる手段としては塩飴や塩分入りの飲み物を飲むようにしています。食事では梅干や塩辛等“塩”を意識的に取り入れるようにしています。ただし、食べすぎると高血圧になる可能性があるので食べすぎには要注意です!!

汗をかきやすい時期になるとユニットやお風呂場に塩飴を常備しておき、誰でもいつでも食べられるようにしています。ちょっとした工夫ですが、ユニット職員の健康を守ることも大切だと思っているので色んな種類の塩飴を用意していました。

私のお勧めは飲み物ならば“梅ソルティー”飴ならば“塩サイダー”がおススメです。塩サイダーの飴はユニット職員にも大好評でした!美味しく食べられるのがいいですよね。スーパーやドラッグストア、アマゾンなどで安くまとめて購入していました。

【3. ボディーシート】

有難い事に数年前から-〇℃という感じの冷感のボディーシートが発売されています。初めて使った時にはそのひんやり感にとても驚き、感動したのを覚えています。今では毎年まとめ買いして暑い夏を乗り切っています。なくてはならない必需品です!

最近ではいろんなメーカーさんが出してくださり、首に巻くタイプや大判型など種類も多くとてもありがたく思っています。冷感シートで拭いた後に扇風機等風が当たる場所に行くとさらに冷感を感じ涼むことが出来ます。とてもおススメです。

接触冷感タオルも使用していたことがありますが、襟元がびしょびしょになってしまったり首に巻いているとすぐにぬるくなってしまったり、その都度振って対応していましたが手間を感じるようになってしまい今では冷感シートに頼っています。そろそろまとめ買いする頃かなぁと思っています。

このタイプの冷感シートもお風呂場に香りやメーカーを変えて数個おいておくようにしていました。結構使ってもらえると嬉しいです。暑さ対策大切ですし、お風呂介助をしてくださっている職員さんが一番熱中症になるリスクが高いので少しでも予防に繋がったらなぁと思っています。

【4. 首を冷やす】

今は主流になりつつあるクールリングを使用しています。先ほども書いたように冷感タオルでは襟元がびしょびしょになってしまいますが、こちらはびしょびしょにはなりません。初めは“ひやっ”としますが30分もしないうちにぬるさを感じるようになるため3個ぐらい用意しています。

冷凍庫で早く固まってくれるので本当にありがたいです。保冷剤だと溶けてから固まるまで時間がかかりますが、クールリングは交換するまでの間の時間で十分冷えてくれるので夏の必需品になっています。使い終わったものはアルコールできちんとふき取ってから冷凍庫に入れるようにしています。

これ以前は首にかける扇風機を使っていましたが、ファンの音で利用者様の声が聞き取りにくかったり抱える時に利用者様にぶつかってしまう危険や圧迫してしまう危険があったりしたので使う回数がとても少なくなりました。一人の時間になり記録を打つ際に使っていたぐらいです。

また、メーカーにもよるのかもしれませんが風を感じても生ぬるい風で涼しいとはあまり感じませんでした。利用者様のドライヤーをかける時の汗対策にはいいのかもしれません。首にかける扇風機は買ったもののあまり出番がありませんでした。

【5. 接触冷感マスク】

コロナが5類相当に下げられた今でもマスク着用が義務化されている施設は多いのではないでしょうか?真夏のマスクって本当にしんどいですよね。特にマスクをしたままのお風呂介助なんて地獄です!!コロナ禍になって冷感マスクが発売されるようになって本当にありがたかったです。

とはいえいくら冷感といえどマスク無しよりは蒸れますし、熱いです!しかも私はですが、普通のマスクに対して汗の吸収が悪いような気がしています。きっと冷感加工や性能の問題なんだろうと思っていますが、汗が口周りに付いているなぁと感じる事が多いです。

肌が弱いので夏場は汗かぶれで肌荒れが酷くなり痛みを感じてしまう事が度々あります。マスクが汗を吸収しきれなくなったりある程度の時間使用したマスクは交換するようにすることで皮膚トラブルが大幅に軽減されました。勿論あまりにも酷くなってしまった時は皮膚科にも通いました。

夏の汗かぶれにお悩みの方は勿体ないと感じるかもしれませんがこまめなマスクの交換が一番有効的でしたのでお試ししてみてください。今年の夏もマスクによる肌荒れと戦いながら涼しくなる季節を待ちわびたいと思います。車やロッカーにも常備し持ってくるのを忘れたとしても大丈夫なようにしています。

【6. 冷感スプレー】

これは服にバシャバシャかけています。本当に涼しくなるのでお勧めです!「あっつ~い!!」と感じたらスプレーして冷感を感じています。結構涼しさを感じられることが出来ています。かけすぎるとヒリヒリするので注意が必要です(笑)

お風呂介助前や仕事前、休憩中に服にスプレーすることはもちろんですが、ユニットやお風呂場にも用意しています。今は服だけで履く制汗剤でも冷感を感じられるものが出ているのでいろんなものを使っていい感じのものを見つけたいと思っています。

頭皮にも“バチバチ”となるスプレーをしていますが、ぱちぱち感が爽快で汗をかいた頭皮にスプレーするととても気持ちがいいです。これは大学生の頃から使用しているのでもう13年以上愛用しています。13年って凄いですよね!まだ廃盤にならず発売されている事に感謝しかありません。

【7. 小型扇風機】

これは本当に便利でもう何年も愛用しています。コードレスな事や扇風機の角度を変えられるものがおススメです。脱衣所で風を感じながら着替え介助を行ったり、記録を打つ際にデスクに置いて使用しています。私が使用している物は風量を5段階で調整できるのでそれもありがたいです。

普段使いはもちろんですが、これからは洪水などの水害で電気が使えない時に充電しながら使う事が出来るので重宝します。ソーラーで充電できるバッテリーも用意してあるので涼むものが何もないよりは安心です!施設に忘れて帰った時は他の職員が使っていたようです(笑)

一度使ってしまうと風が無い事がとても不便に感じます。広い空間での冷房は効き目を感じにくいですが、風があるだけで涼しく感じる事が出来ます。16時間夜勤で介助していない間はずっと使っていますが、充電が切れて朝には使えなかったという事は今のところありません。

汗で蒸れたマスクを乾かしたり、冷感マスクの冷感を感じる為に使う事もあります。やはり夏は冷感を感じる事が重要だなぁと思っています。便利なグッズが沢山出ているのでいろんなものを使ってみたいなぁと考えています。

熱中症対策いかがでしたでしょうか?ご参考になるものがあればとても嬉しいです。おススメの熱中症対策グッズがありましたら是非教えて頂きたいです。

(2023年7月14日)


介護付有料老人ホームで働いてみませんか?

■業務内容
株式会社さわやか倶楽部が運営する、2022年3月オープンの介護付き有料老人ホーム「さわやか横浜栄館」で介護職を募集しております。

(募集概要)
・オープンニングスタッフ募集!
・介護付き有料老人ホームで介護職としての勤務となります。
・正社員
・入居者様お一人おひとりのご要望に丁寧に対応していただくお仕事です。
・無資格未経験からチャレンジしたいという方も大歓迎です。
・介護職員をはじめとして他職種との密な連携が大事な職種となります。

(仕事内容)

当施設の介護のお仕事は身体的な介助だけでなく、利用者様とのコミュニケーションを第一に考えています。未経験の方でもまずは積極的に入居者様に接することから始めて、徐々に実務に慣れていただければ大丈夫です!
新規オープンの施設なので、入居者様の人数が少ないうちからお仕事を覚えていけるので、未経験の方やブランクがある方も歓迎です!
・入居者様の身体的なサポート(食事・入浴・排泄介助など)
・居室や共有スペースの掃除、洗濯などの生活のサポート

ケアアシスタントは専門スタッフがいるため、介護のお仕事に集中できます!

■出勤日数
週5日(夜勤あり)
【給与情報】:
基本給 137,000円~
職務手当 22,600円
被服手当 1,000円
地域手当 50,000円

(手当内訳)
夜勤手当 6,000円/回

月給:242,100円~(夜勤4回分含む 超えた分は別途支給)

(別途支給)
交通費支給(上限2万円まで)

昇給あり(年1回)
賞与あり(年2回)
※2年目以降支給対象

 

ご応募はこちら↓↓↓
https://lin.ee/BWjqqAo

(2023年7月3日)


キャリアコンサルタントによる個別相談会

【キャリアコンサルタントによる個別相談会(オンライン)】

  • 今の職場が本当に自分に合っているのか、比較できないからわからなくて・・・
  • 転職して失敗と思ったら、取り返しがつかないし・・・不安。
  • 転職したいけど、転職活動する暇がないなぁ・・・
  • 情報が色々あってどこが自分に合っているのかわからないなぁ・・・
  • 状況によって働き方を変えたいし、キャリアプランを相談したいなぁ・・・
  • 年齢的に難しいのかな。でも生涯現役でまだまだ頑張りたいし・・・

などなど

色々不安なことも多いかと思います。

現状のことや将来の展望をお聞かせいただき、キャリアコンサルタントがアドバイスいたします。
転職をご希望の方にはヒアリングを元に、転職活動の伴走支援もさせていただきます。
是非、この機会に一度ご相談下さい。

※オンラインによる個別相談となります。完全無料。

個別相談会ご予約はこちら

(2023年1月4日)


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(2022年12月16日)


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